amazon社でついつい何かの商品を購入してしまうことは、ありませんか? そう。気が付くと私も頻繁に購入しています。今日はそんなamazon社をビジネスモデルの視点から徹底的に分析して解説してみたいと思います。

 

1 会員制ビジネス

amazonプライム会員(amazonの会員制ビジネス)の契約をした会員さんは、amazonで購入した商品は翌日に届きますし、かなりの映画が追加料金無しで見放題になるため、つい年会費を払ってしまいます。会員制ビジネスは通常カリスマ的な著者や先生や商品との繋がりを持っていたくて会員になることが多いのですが、「サービスが良いから会員になってしまう」という点がamazonの新しさです。

 

2 プラットホームビジネス

amazon本体だけでなく、amazonマーケットプレイスに出品者として登録することで、あなたの商品がamazonの巨大なサイトで販売できます。これは本当にすごいことです。amazonが集めてくださったお客様に対して、多少の報酬をamazonに支払うことで、あなたの商品を売れることはとても魅力的だと、思いませんか?

例えば、伊勢丹や三越に行って、「私の商品を棚に置かせてもらえませんか?」と言っても、ほとんどの場合はきっと門前払いでしょう。巨大なamazonのプラットホームで一般客が商品を販売できることで、amazonだけが販売するよりも多数の魅力的な商品がamazonには並びます。

 

3 残存者利益ビジネスモデル

「神田の古本屋さんを探しまくったけれど、●●の本が無かったのに、amazonで探したら出てきたんだよ」。このセリフは定食屋さんにいた時に、隣席に座っていたご老人たちの実際の会話です。古本屋街でも見つからなかった本がamazonでは見つかるそうなのです。本屋さんには売れ筋の本ばかり置いていますし、古本屋さんはお店の大きさの問題で古書が全部あるとは、限りません。どこでも扱っていない古い本がamazonにあることで、年配者たちもamazonに集まっているのです。これは残存者利益というビジネスモデルです。例えば、VHSビデオデッキの修理は以前は製造メーカーがしてくれていましたが、時間が経って、メーカーが撤退してVHSビデオデッキの修理をしてくれるところがほとんどなくなりました。しかし、まだVHSビデオデッキを修理してくれる修理メンテナなす会社があれば、皆その会社に修理の注文を出しますので、この会社は潤います。

 

4 サブスクリプションモデル

サブスクリプションとは和訳すると「定期購入」「定期購読」の意味です。デアゴスティーニなど雑誌や、やずやのニンニク卵黄のようなサプリメントなどの商品を、月額で料金をもらう代わりに配送する形でのビジネスモデルです。amazonの場合、「kindle Unlimited」に入ると月額980円で本が読み放題になります。新しいコンテンツが追加でちょくちょく出できますのでついつい契約したまま、課金され続けます。他社で言うと、Netflixなども同様で月額会員になれば、映画やドラマをネット上で見ることができます。

 

5 アップセル販売

amazonで商品を買おうとすると、画面の下に「よく一緒に購入されている商品」という物が出てきて。つい一緒に買ってしまった事はありませんか? これはアップセルと言うものです。アップセルとはお客様がお財布を開いて購入しようとした瞬間に、追加で別の商品もオススメする事です。アップセルをする事でお客様からいただく料金が上がります、つまり客単価が上がります。例えば、マクドナルドでハンバーガーを購入すると店員さんから「ご一緒にポテトはいかがですか?」とセールスされることがあります。これがアップセルです。

6 バックエンド販売

バックエンド販売とは、何かを購入した時からしばらく経過した別の日に、商品・サービスの購入を促す事で、セールスをする事です。例えば、車を購入したら、6ヶ月後にオイル交換をお勧めするDMが届いたりする形です。

amazonの場合、自分がamazonサイトでクリックしたものや、欲しいものリストに入れた商品をデータベースが覚えていて、後日、「.(商品名).などお知らせ」と言うメールが送られてきて、またそれが気になってamazonで購入してしまいます。見事な戦略です。

 

最後に、amazonが広がってからというもの、購入したら「すぐに自動返信メールで注文確認をした旨のメールが来ないと怒るお客様が出てきた」ということも最近、商売をされている方からよく伺います。amazonはかなりスピード重視でお客様の満足度を高めている点も注文に値します。今日は、amazonさんの素晴らしいビジネスモデルについてご紹介しました。

 

 
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藤村しゅん藤村しゅん 

投稿者プロフィール

利益を生み出す仕組みコンサルタント

■■■中小企業・個人事業主のGoogleマイビジネス 運用代行事業

【会員様の実績】

■工務店
栗東市 注文住宅 1位
滋賀県 注文住宅 1位
滋賀 ハウスメーカー 1位

■リフォーム業
足立区綾瀬 床の張り替え 1位
足立区綾瀬 雨漏り修理 1位
足立区綾瀬 換気扇 交換  1位
足立区綾瀬 雨樋 修理 1位

■住宅建築業
滋賀県 工務店 1位
滋賀県 ハウスメーカー 1位
栗東市 工務店 1位

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■ネイルサロン
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等々

■■■中小企業へのメディア出演 サポート事業
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・NHK6時のニュースなど4媒体(群馬県・ダイビングスクール)
・毎日新聞5段(神奈川県・ケーキ店)
・テレビ愛知、中日新聞など3媒体(名古屋市・ネイルサロン)
・信濃毎日新聞(長野県・ヘアサロン)
・日経新聞、北陸中日新聞(石川県・住宅販売)
・山形新聞(山形県・歯科医)
・テレビ静岡(フジテレビ系列)(静岡県・焼き鳥店)等。

■■■中小企業・個人事業主様への販促事業:
【会員様の実績】
・犬用ケーキの開発、LINEの活用で月商1.5倍(神奈川県 ケーキ店)
・1分YouTubeの大量投稿で数千万円の売上(長野県 移住不動産業)
・仕事量を半分に減らして、売上2倍(静岡県 ダイビングスクール)
・ビジネスモデルの見直し、LINE活用で売上3倍(東京都 治療院)
・動画と葉書の活用で売上2倍、退会者半減(千葉県 学習塾経営)
・動画、無料で新聞に出られる方法で年商1.7倍(函館市 貸し衣装店)
等。

■■■人気講演
■小さな会社が大きく伸びる 55の最強ビジネスモデル
■0円で新聞TVに出て、集客アップする方法
■ネット全盛だからこそ、逆に効果が絶大!50円はがき戦略セミナー

■■■藤村しゅんのプロフィール:
著者・ビジネスモデル改善コンサルタント ・ 講演家
(「55のビジネスモデル」で売れるビジネスに変身させます)

キャンドルライト株式会社代表取締役。
神奈川県川崎市生まれ。成城大学経済学部卒。

安全靴の飛び込み営業マンをした後、
調理師免許を取得し、たこ焼き店を4年間経営後、
利益が出なくなり閉店。

その後、
IT業界で12年間システムエンジニアとして、
IBMやhpのプロジェクトに従事。

そこで培ったIT技術とビジネスモデルの研究の
経験を活かして、
「ビジネスモデル改善コンサルタント兼
コピーライター」として起業。

累計3億円の販促売上を達成。

■現在は業績アップのお手伝いをする
「ビジネスモデル作り」の専門家として、
中小企業・個人事業主へのコンサルティング、
セミナーに精力的に活動中。

■著書:
「小さな会社が大きく伸びる 55の最強ビジネスモデル」
(スタンダーズ社刊)はAmazon 中小企業経営部門 1位を獲得。

■講演実績:
佐世保商工会議所、出雲商工会議所、
加賀商工会議所、一関商工会議所、
加須市地域雇用創協議会等。(zoom講演含む)

■経営理念:
「社会貢献型の楽しい経営者を1000人作る。
今だけ金だけ自分だけの経営者を作らない」

キャンドルライト株式会社 代表取締役
〒107-0062
東京都港区南青山2丁目2番15号 ウィン青山942
メールアドレス fujimurashun@gmail.com

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