モダンデザインの先駆者 ウィリアムモリス展で 感じた3つのコト
この3年ほど美術を見ることが好きです。
今回は横浜そご6階で開催されている
「モダンデザインの先駆者
ウィリアムモリス展と英国の壁紙展」を
見てきました。その感想を、ややビジネスに寄せて
書いてみたいと思います。
1 志を貫く大切さ
「役に立つかわからないもの、
あるいは美しいと思えないものを家の中に
置いてはならない」
というモリスの圧倒的に強烈な志。
「自分の思いに共感した人だけ
私のデザインと版画加工した
壁紙を購入してくれればいい」
という強烈なメッセージです。
今、多くの人が他人の批判を気にして、
自分の思いを強く表現しにくくなっている
と感じております。
1834年から1896年に生きたモリスですが、
その強い志や想いが入った壁紙やカーテンなどの
デザインが今も全世界で使われていることを考えると、
現代人ももっと強く自分の志や理念を
強くアピールして、認知を増やす必要があると感じました。
2 西欧人と日本人の趣味の違いを意識する
「この深い緑とうすい緑を使った
緑一色の壁紙は西欧でとても人気でした」
と美術展で飾っている壁紙の横に説明書きがありました。
しかし、日本人の観客がしっかりと見ているのは、
白地で、淡い色の赤やピンクの花が入った
デザインの壁紙ばかりでした。
実は、今、本屋さんで売れている本の多くも
白地です。
西欧でヒットしたからそのまま
日本でヒットするわけではなく、
やはり日本人の嗜好性・必要性にカスタマイズする
必要があると感じました。
3 製造している場面の動画公開は魅力的
美術館内で一番人が多く見ていたのは、
多数の版画の板を使って、
苦労しながら壁紙を作っている動画でした。
日本の製造メーカーのホームページを見ても、
製造者が製造している動画を乗せているところは
稀です。
中小零細企業はもっともっと
製造工程を動画でホームページに
掲載すれば、魅力が増すと感じました。
今回は藤村しゅんの著書内でご紹介させていただいた
埼玉県ふじみ野市 オーダーカーテン専門店
「株式会社ベストインテリア 桑田勉社長」
のご好意で見学させていただきました。
ウイリアムモリスデザインのカーテンも
扱っているそうです。
ぜひ伺ってみてくださいね。
カーテンに自然のデザインを入れると、
自然の中にいるように、癒されるようです。
●埼玉県ふじみ野市 オーダーカーテン専門店
株式会社ベストインテリア
●ウィリアムモリス展と英国の壁紙展(横浜そごう6F・6月2日まで)
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/19/william_morris/
追伸:
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