セブンイレブン「朝限定 おにぎり2個200円」のビジネスモデル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190308-00557880-shincho-bus_all
今回は、セブンイレブン「朝限定 おにぎり2個200円」
に関する上記記事について、
感じたことを書きます。
<セブンイレブン「朝限定 おにぎり2個200円」のビジネスモデル>
・ターゲット客を変える – 今までの朝セブン(朝限定で一部のパンとドリンクを割引)と違う客層としてキャンペーン対象の客層を50代以上に絞っている
・集客商品と収益商品を分ける – おにぎりと牛乳や新聞など
・アウトソーシング – アルバイト中心のオペレーション
・家元制度 – フランチャイズで組織拡大
・限定性 – AM4-11に絞って、おにぎり2個200円の低価格なキャンペーン
・支払い方法を増やす – 現金以外の支払い方法(キャッシュカードや電子マネー)
・パッケージ販売 – 複数の商品を1つのパッケージにまとめて販売する(2個なら200円)
・メディア露出を狙う – TVなどでキャンペーンCM
・値付けの見直し – 商品・サービスの単価を見直し。おにぎり2個なら200円。
・クロスセル(関連する商品を販売)ー店内にある惣菜、飲み物、新聞、雑誌などで利益率アップ
10個のビジネスモデルが
巧みに組み合わさっています。
さすが王者のセブンイレブンの
マーケティングです。
私はあるコンビニ(セブンイレブンではありません)で
30年近く前に
3年間アルバイトをしていました。
その時にレジには
10個のボタンがありました。
10代以下男性、20代男
40代男性、50代以上男性。
10代以下女性、20代女性、3
40代女性、50歳以上女性。
と言うボタンでした。
30年程前の当時、
ほとんどの場合20代男性、30代男性、
20代女性、30代女性の
会計時にレジで押していました。
つまり、
若めの人ばかりがコンビニを
利用し
それが30年ほど経って、
当時20代30代だった
コンビニを利用しています。
そのような中高年以上の方を
(たぶん)ターゲットにしている
今回のおにぎり2個で200円キャンペーンは、
とても興味深いです。
また、私はコンビニで深夜のアルバイトも
していたことがあります。
2名
するのですが午前4時台と
言うのはお客様
全然儲からない時間なのです。
午前4時台
アルバイトのひとり目の人が
当日に配送
雑誌等を棚に並べていく。
もう1人が牛乳などの
重い飲料を棚
レジにお客様が来た場合には、
2名のうちどちらかがレジに
そんな体制で作業していました。
ですので
今回の朝4時からのおにぎり2個200円セールは
ちょっ
作業負担が高くなるかもしれません。
(今は人材難ですので負担増で
深夜のアルバイトに辞められると
中々次のアルバイトが見つからないために
オーナーなどが深夜勤務をする
お店もあることでしょう。)
ただ、50代から80代の人にとって
健康志向の今、朝の散歩をしながら
コンビニに
良い健康習慣になり、
国の医療費の削減になる可能性があります。
私がアルバイトをしていた頃も
朝の6時台になると70代80代の
パンやおにぎりなどを買って
アルバイトの私たちと一言交わし
そんな微笑ましい
朝の光景もありました。
今回のおにぎりセールで
朝に散歩をしてコンビニに寄る
と言う習慣が
セールが終わった後にも
高齢者が継続して来店してくれる
可能性
また、集客商品であるおにぎり2個200円を手に持ち、
コンビニにある他の
クロスセル(関連商品の販売)として購入し
客単価が上がっていくと思います。
「コンビニに寄ると言う習慣付け」と
「おにぎりは集客商品で他の同時購入商品で
客単価を上げる」のためにに
このセールは行われて
音声版はこちら:
ビジネスモデルサイエンティスト
藤村しゅん
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