アマゾンのビジネスモデル 6つの特徴とは?
amazon社でついつい何かの商品を購入してしまうことは、ありませんか? そう。気が付くと私も頻繁に購入しています。今日はそんなamazon社をビジネスモデルの視点から徹底的に分析して解説してみたいと思います。
1 会員制ビジネス
amazonプライム会員(amazonの会員制ビジネス)の契約をした会員さんは、amazonで購入した商品は翌日に届きますし、かなりの映画が追加料金無しで見放題になるため、つい年会費を払ってしまいます。会員制ビジネスは通常カリスマ的な著者や先生や商品との繋がりを持っていたくて会員になることが多いのですが、「サービスが良いから会員になってしまう」という点がamazonの新しさです。
2 プラットホームビジネス
amazon本体だけでなく、amazonマーケットプレイスに出品者として登録することで、あなたの商品がamazonの巨大なサイトで販売できます。これは本当にすごいことです。amazonが集めてくださったお客様に対して、多少の報酬をamazonに支払うことで、あなたの商品を売れることはとても魅力的だと、思いませんか?
例えば、伊勢丹や三越に行って、「私の商品を棚に置かせてもらえませんか?」と言っても、ほとんどの場合はきっと門前払いでしょう。巨大なamazonのプラットホームで一般客が商品を販売できることで、amazonだけが販売するよりも多数の魅力的な商品がamazonには並びます。
3 残存者利益ビジネスモデル
「神田の古本屋さんを探しまくったけれど、●●の本が無かったのに、amazonで探したら出てきたんだよ」。このセリフは定食屋さんにいた時に、隣席に座っていたご老人たちの実際の会話です。古本屋街でも見つからなかった本がamazonでは見つかるそうなのです。本屋さんには売れ筋の本ばかり置いていますし、古本屋さんはお店の大きさの問題で古書が全部あるとは、限りません。どこでも扱っていない古い本がamazonにあることで、年配者たちもamazonに集まっているのです。これは残存者利益というビジネスモデルです。例えば、VHSビデオデッキの修理は以前は製造メーカーがしてくれていましたが、時間が経って、メーカーが撤退してVHSビデオデッキの修理をしてくれるところがほとんどなくなりました。しかし、まだVHSビデオデッキを修理してくれる修理メンテナなす会社があれば、皆その会社に修理の注文を出しますので、この会社は潤います。
4 サブスクリプションモデル
サブスクリプションとは和訳すると「定期購入」「定期購読」の意味です。デアゴスティーニなど雑誌や、やずやのニンニク卵黄のようなサプリメントなどの商品を、月額で料金をもらう代わりに配送する形でのビジネスモデルです。amazonの場合、「kindle Unlimited」に入ると月額980円で本が読み放題になります。新しいコンテンツが追加でちょくちょく出できますのでついつい契約したまま、課金され続けます。他社で言うと、Netflixなども同様で月額会員になれば、映画やドラマをネット上で見ることができます。
5 アップセル販売
amazonで商品を買おうとすると、画面の下に「よく一緒に購入されている商品」という物が出てきて。つい一緒に買ってしまった事はありませんか? これはアップセルと言うものです。アップセルとはお客様がお財布を開いて購入しようとした瞬間に、追加で別の商品もオススメする事です。アップセルをする事でお客様からいただく料金が上がります、つまり客単価が上がります。例えば、マクドナルドでハンバーガーを購入すると店員さんから「ご一緒にポテトはいかがですか?」とセールスされることがあります。これがアップセルです。
6 バックエンド販売
バックエンド販売とは、何かを購入した時からしばらく経過した別の日に、商品・サービスの購入を促す事で、セールスをする事です。例えば、車を購入したら、6ヶ月後にオイル交換をお勧めするDMが届いたりする形です。
amazonの場合、自分がamazonサイトでクリックしたものや、欲しいものリストに入れた商品をデータベースが覚えていて、後日、「.(商品名).などお知らせ」と言うメールが送られてきて、またそれが気になってamazonで購入してしまいます。見事な戦略です。
最後に、amazonが広がってからというもの、購入したら「すぐに自動返信メールで注文確認をした旨のメールが来ないと怒るお客様が出てきた」ということも最近、商売をされている方からよく伺います。amazonはかなりスピード重視でお客様の満足度を高めている点も注文に値します。今日は、amazonさんの素晴らしいビジネスモデルについてご紹介しました。
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